『絶滅のトリ』
■「絶滅のトリ」
¥1,500(送料込み)
「僕の日記は、彼ばかりが登場する。
僕の日記は、彼の観察日記のようだ。
僕の日記は彼の日記のようだ。僕の日記は意味がなくなった。
僕は日記を、もうやめようと思う。
僕の日記の、最後のページを飾るのは、誰だ?」
※「絶滅のトリ」は第55回岸田國士戯曲賞最終候補作品に選出されました。
第55回岸田國士戯曲賞最終候補作品一覧 (作者五十音順、敬称略)
赤堀雅秋 『砂町の王』 (上演台本)
江本純子 『小さな恋のエロジー』 (上演台本)
竹内佑 『空洞メディアクリエイター』 (上演台本)
田村孝裕 『絶滅のトリ』 (上演台本)
中津留章仁 『convention hazard 奇行遊戯』 (上演台本)
ノゾエ征爾 『春々』 (上演台本)
前川知大 『プランクトンの踊り場』 (上演台本)
松井周 『自慢の息子』 (上演台本)
丸尾丸一郎 『スーパースター』 (上演台本)

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『躾』
■「躾」
¥1,500(送料込み)
「僕は母に殴られて育った。
母は躾だと言っていた。
いつかの授業でこの漢字を学んだとき、一目で覚えた。
身が美しいと書いて“躾”。
僕はその通りに育ったと思う。
あの時、母を恨んでいた自分が嘆かわしい。
僕は、誰かを躾けてみたくなった。
母が僕を、虫けらみたいに育てたように。」

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『ゴールデンアワー』
■「ゴールデンアワー」
¥1,500(送料込み)
「幼い頃の夜の思い出といえば「テレビの音」です。
テレビっ子だった私は「早く寝なさい」とよく親に叱られていました。
布団に入り、寝られないでいる私は
隣の部屋から聞こえてくるテレビの音に一生懸命耳をそばだてていました。
そうやって流行の歌を楽しんだり、欽ちゃんに笑ったり、
ラブシーンに興奮したりしたのです。もちろん、想像の中で。
実際に見るよりも面白さは半減しているのでしょうが、
あのときのワクワク感は二度と味わえないに違いありません。」

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『莫逆の犬』

■「莫逆の犬」
¥1,500(送料込み)
「僕はいつからか「人」から「犬」へ退化していました――。
お手をした。お座りもした。3回まわってワン!とも言った。
僕は本気で、天変地異が起こるのを願った。
この鎖から開放されるのを待っていた。
その、僕の願いは叶う。
必死に走った。逃げに逃げた。そして道に迷った。
怖くなった。相当。最上級に。
僕は家に戻りたくて、死に物狂いで家を探した。
ようやく家に帰ると飼い主は、僕にお手をせがんだ。
僕は、お手をした。尻尾まで振って見せた。
そして鎖につながれた。
多分、僕の一生はこうやって続いていく……。
もう一度、天変地異を願ってみよう。
でもその時が来たら、僕はどうしたらいいのだ――。」

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『ゼブラ』

■ONEOR8 第21回 「ゼブラ」
¥1,500(送料込み)
「葬式の時、いつも考えることがある。
部屋を囲った白黒の幕が、シマウマを連想させるのだ。
でっかいシマウマの横で自分がお焼香をしていると思ったら、
なんだかおかしくてたまらなくなる。
参列者は皆ゼブラカラーの服を着て、シマウマ様を
崇めているように見える。
亡くなった方もきっと、この大きすぎるシマウマに乗って
天国へと旅立つのだろう。
それにしてもどうやってシマウマに乗ったのだろう?
きっと脚立を使ったに違いない。
そんなことを考えながら、私は泣かないようにしています。」
■あらすじ
古くからある木造の一軒家。
母が死期を迎え、家族が集う中、四姉妹の母に対する想いが交錯する。
幼い頃に家を出た父への愛憎で孤立する三女の奈央は、誰もいない居間に若きし日の母の幻影を見る・・・。
「シマウマってね、すっごい崇高な動物なんだよ。」
「母親の死」に向き合う四姉妹の、秋の数日。
・上演
2005年初演
2007年(再演)@新宿シアタートップス
2009年(再演)@日比谷シアタークリエ

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『コルトガバメンツ』

■ONEOR8 B面 第1回旗揚げ公演「コルトガバメンツ」
¥1,500(送料込み)
「ある男がモデルガン(コルトガバメント)を持って来た。
右の男は本物の拳銃に改造できると言った。
左の男は三億円事件の犯人の息子と名乗った。
男たちは企んでいる。
僕はその話を聞いてションベンをちびった。
もう、いい大人なのに。
お母さん、ごめんなさい ― 。」
■あらすじ
18年ぶりに出会った同級生四人。
結婚し、小さいながらも会社を立ち上げた男。
子供の為にすし屋で働く男。
卒業後すぐ引きこもりパソコンを行きがいにしている男。
自分のやりたい事が見つからず、親の介護に疲れた男。
懐かしいようでどこかぎこちない。
18年間を埋めようとする者。忘れようとする者。
「コルトガバメント」が紡ぐ四人の追憶。

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『裸足』

■ONEOR8 第15回 「裸足」
¥1,500(送料込み)
■あらすじ
春休み。幼稚園の職員室。
入園式の準備に追われる中、園児の怪我が原因で幼稚園が閉鎖されるという噂。
漠然とした不安が漂う中、先生達の日常は忙しく過ぎていく。
先生だって本当は、大人みたいにちゃんと振舞いたいし、子供みたいに裸足ではしゃいでもみたい。

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